新年が明け、節分が終わると、あっという間にバレンタインデーの季節。
最近はバレンタインデーになると「ハッピーバレンタイン」という言葉をよく耳にします。
このフレーズの意味や由来について、考えたことはありますか?
多くの人がこの言葉を使っているものの、その背景や意味を理解していないかも知れません。
そこでこの記事では
- ハッピーバレンタインの意味
- ハッピーバレンタインの由来
- ハッピーバレンタインの英語のスペル
- ハッピーバレンタインといわれたときやメッセージへの返し方
これらをまとめていきます!
ハッピーバレンタインの意味
バレンタインデーになると
という表現をよく耳にします。
このフレーズを直訳すると「幸せなバレンタイン」ですが、その意味や使い方とは?
実際にはこれはバレンタインデーの挨拶のようなもの。
ハロウィンの際に使用される「ハッピーハロウィン」と似たような言葉と考えられます。
ハッピーバレンタイン、英語で正しくいうと?
ハッピーバレンタインは正しくは
となります。
この記事では便宜上ハッピーバレンタインと書きます。
また、口頭で欧米人にハッピーバレンタイン!といってもぶっちゃけ、通じます。
欧米では「ハッピーバレンタイン」だけでなく、
等も一般的に使用され、さらに積極的な表現となります。
日本でバレンタインといえば、女性が男性にチョコレートを贈るのが主流で、こんな積極的なフレーズはあまり一般的ではありません。
バレンタインデー、欧米との習慣の違い
また、日本と欧米の文化ではバレンタインデーに関する独自の習慣やアプローチの違いも。
日本では女性が好きな男性にチョコレートを贈るのが一般的ですが、欧米ではチョコレートだけでなく、愛情をこめたカードや贈り物が男女間で交換されることがよくあります。
男性から女性への贈り物も多いです。
日本では特有の「義理チョコ」という、他の国々では見られない習慣があります。
最近では「友チョコ」もすっかり定着していますね。
ハッピーバレンタインの由来
「ハッピーバレンタイン」というフレーズの由来について、特定の歴史的な起源はありません。
バレンタインデーの起源
バレンタインデー自体は、聖バレンタインという実在の人物に由来します。
聖バレンタインは、兵士たちの結婚が禁じられていた3世紀のローマで、司祭として恋人たちを結婚させる手助けをし、捕らえられて2月14日に処刑されました。
捕らえられた際の裁判官であったアステリウスに「盲目の娘を見えるようにしてくれたら願いを聞く」といわれ、バレンタインはアステリウスの娘・ジュリアの目を癒します。
バレンタインの願いは捕らえられているクリスチャンを釈放すること。
それから、アステリウスが偶像礼拝をやめて洗礼を受けることでした。
アステリウスはその通りにしたばかりでなく自分の家族全員に洗礼を受けさせました。
それでも結局、バレンタインは処刑されてしまいますが、処刑される直前にアステリウスの娘・ジュリアに宛てた手紙に書いたサインが、後に有名なフレーズとなった「あなたのバレンタインより」でした。
ハッピーバレンタインの由来
このできごとから、2月14日がバレンタインデーとして祝われるようになりました。
愛を伝える日、そして愛をたしかめあう日として全世界で祝われていますね。
死んでしまった聖バレンタインを想うと決して「ハッピー」な話ではありませんが、聖バレンタインの分まで、愛を誓った者同士誠実に生きたいと思わされるエピソードですね!
ハッピーバレンタインの英語のスペル
バレンタインのメッセージカードでよく使われる「ハッピーバレンタイン」を英語で書くと”Happy Valentine”となります。
しかし!上にも書いた通り正しくは
なのでご注意を!
意味は直訳すると「幸せなバレンタインを」なので、もっと自然にいえば
ですね。
バレンタインのメッセージカードを英語で書く際にはスペルの間違いに気を付けましょう。
スペルミスによって可愛いメッセージにわずかに笑いの要素ができてしまうことがあります。
それを避けるために、以下の3つのポイントに注意しましょう!
バレンタインのLとRの間違い
Valentineの”l”:
バレンタインは正しくは”l”を含む単語です。
つい「L」と「R」を混同して、”Varentine”と書いてしまう誤りが多いようです。
実際、ウェブサイトのタイトルやゲーム名にまでこのスペルの誤りが見受けられます。
Valentineの”V”:
バレンタインの書き出しはVです。
しかし誤って「V」と「B」を混同し”Balentine”とスペルミスをすることもあります。
これは「L」と「R」の誤りと同じく、頻繁に起こります。
Valentineの”e”:
最後の”e”を忘れることもあります。
正しくは”Valentine”とつづりますが、eを忘れて”Valentin”と書いてしまうことがあります。
ハッピーバレンタインといわれたときやメッセージへの返し方
ハッピーバレンタイン!といわれたり、メッセージをもらったら、気の利いた返事をしたいものですよね。
そこで、「ハッピーバレンタイン」”Happy Valentine’s Day”への返し方の例をまとめてみました。
英語のメッセージ | 日本語の意味 |
Happy Valentine’s Day to you too. | あなたも素敵なバレンタインを。 |
Same to you! | あなたもね! |
Thanks for the kind wishes. | 親切なメッセージありがとう。 |
Aww, that’s sweet of you. | あ~ん、なんて優しいの。 |
Sending love right back at you. | あなたにも愛を送るね。 |
これらはほんの一例です。
一番簡単なのは
So sweet of you!(なんて優しいの!)
ぜひ、活用してみてくださいね!
ハッピーバレンタインの意味や由来!英語のスペルと返し方も まとめ
この記事では
- ハッピーバレンタインの意味
- ハッピーバレンタインの由来
- ハッピーバレンタインの英語のスペル
- ハッピーバレンタインといわれたときやメッセージへの返し方
これらをまとめてきました。いかがでしたか?
今年のバレンタインはぜひ、心を込めたハッピーバレンタインのメッセージのやりとりをしてみてくださいね。
もし英語で”Happy Valentine’s Day!”っていわれても、上手に返すことができますよ!
素敵なバレンタインデーをお過ごしくださいね。
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