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宮島水中花火大会なぜ打ち切りに?歴史や特徴・過去の画像も!

宮島水中花火大会なぜ打ち切りに?歴史や特徴・過去の画像も! イベント

宮島水中花火大会は、1971年から毎年8月に開催されてきた花火大会です。

夏のメインイベントとして花火大会がありますが
昨年は新型コロナウィルスの影響で全国的に中止が相次ぎました。
はたして2021年、宮島水中花火大会はどうなるのでしょうか。

なんと、50年続く宮島水中花火大会は今後の打ち切りが決定しているとのこと。

この記事では

  • 宮島水中花火大会なぜ打ち切りに?
  • 宮島水中花火大会の歴史や特徴
  • 宮島水中花火大会の過去の画像!
  • 宮島水中花火大会の今後について

これらをお伝えしていきたいと思います。



宮島水中花火大会なぜ打ち切りに?

宮島水中花火大会は今後打ち切られることが、2021年4月に実行委員会から発表されています。

打ち切りの最大の理由として挙げられるのは安全対策の確保の難しさとのことです。

2020年は東京オリンピックの開催に伴う会場警備体制の人員確保を理由に、開催が中止されました。

東京オリンピックが延期となったことにより、2021年も同様の理由で中止とされていました。
が、どうやら理由はそれだけではないようです。

次に、宮島水中花火大会の具体的な打ち切り理由についてお伝えします。

混雑に加え宮島へのフェリー移動もあり安全確保が難しい

宮島水中花火大会は名前からも分かる通り、通常の花火大会とは異なり、海上で開催されます。

花火大会当日は約5万人もの見物客が宮島に渡ることになり、大会終了後のフェリー移動および対岸の宮島口における混雑がこれまでも問題になっていました。

一般の花火大会でさえ終了後の帰宅混雑は避けられないので、離島開催となるとその影響はさらなるものでしょう。

2016年の宮島水中花火大会後の様子のツイートです

この問題に加え、過去には

  • 兵庫県明石市における歩道橋事故
  • 山陽道における脇見運転、駐停止
  • 見物用のプレジャーボートの乗り上げ事故

等の問題も発生しています。

このような背景もあり、実行委員会としては厳しい安全対策が求められてきました。

新型コロナウィルス感染症対策の困難さ

そこに追い打ちとなったのが2019年からの新型コロナウイルス。

コロナウィルスの感染拡大対策として「三密」を避けるというのが第一です。
しかし宮島水中花火大会では既にこれだけの安全対策を求められている状況下で、さらなる対策をしなければいけないというのは相当な苦労だと想像されます。

いつ収束するかも不明なコロナウイルスと、その対策を盛り込んだ上での安全性の確保という問題。
これ以上の開催を続けることは困難だと実行委員会は判断したということでしょうか。

残念なことではありますが、それだけ困難な状況の中でこれまで開催してくださっていた実行委員会へは感謝の気持ちでいっぱいです。

宮島水中花火大会の歴史や特徴

ここでは宮島水中花火大会の歴史、そして特徴を見ていきたいと思います。

宮島水中花火大会の舞台となる宮島(厳島)は広島県廿日市市にあり、広島湾に浮かぶ島で日本三景の一つでもあります。

宮島のシンボルともいえる厳島神社や大聖院等、日本文化を象徴する名所に加え、紅葉谷公園などの豊かな自然が残っており、古くから日本人に愛されています。

アクセス方法としてはフェリーでの移動が基本になります。
公式HPによると移動の所要時間は、対岸の宮島口から約10分となっています。

宮島水中花火大会の歴史

観光名所として有名な宮島ですが、夏期には毎年開催されている宮島水中花火大会もまた名物の一つです。

1971年から開催されている宮島水中花火大会は、2021年で第50回となる予定でした。
2018年には7月の集中豪雨により鉄道不通区間が多く、輸送困難が見込まれたため中止。
2020年は東京オリンピック・パラリンピックの開催が予定されていたため中止。
2021年も東京オリンピック・パラリンピックの延期により中止といわれていました。
が、もっと悪いことに、今後の打ち切りの方針が固められてしまったというわけですね。

宮島水中花火大会の特徴

宮島水中花火大会は「日本の花火大会百選」にも選ばれています。
地元や近隣県からだけにとどまらず、毎年全国から多くの観覧客が訪れます。

大会の目玉はなんと言っても、水中花火です。

海上に浮かぶ船上で点火された花火が水中に投下され、半円状に花開く瞬間と、厳島神社の鳥居のシルエットが映し出される瞬間のコラボレーションはなんともいえない情緒を含んでいます。

打上総数は約5000発で、そのうち約200発が水中花火として投下されます。
水中花火のうち約100発が10号玉となっているのも見どころですね。
10号玉は開くと直径300mほどの花を咲かせます。

宮島水中花火大会の過去の画像!

気になる宮島水中花火大会の過去の画像をいくつか貼ってみますね。

打ち切りを知ってアップされたツイート。コメント欄によると2017年の写真のようです

2019年の宮島水中花火大会の写真を載せたツイートです。普段は観られない夜の表参道も見もの

こちらのツイートは2016年の画像のようです

何年かは分からないのですが、上からの構図で「水中」花火がよく分かる画像です

2016年の画像で鳥居のシルエット×水中花火がとても綺麗なツイートです


宮島水中花火大会の今後について

ここまで、宮島水中花火大会の打ち切りの理由をお伝えしてきました。
宮島では今後、花火大会は開催されないのでしょうか。

今まで開催されていたイベントをなくすというのは悲しいことです。
特に花火大会のようなビッグイベントであればなおさらです。

そのようななかで、朗報もあります。

廿日市市によると

今後は事前告知なしのサプライズ花火を市内で開催することを検討している

とのことです。
これは嬉しい内容です。

宮島とのコラボレーションは見れなくなってしまいますが、サプライズで打ち上がる花火は、観られたときの嬉しさも大きいでしょうね。

2015年の宮島水中花火大会の動画


宮島水中花火大会なぜ打ち切りに?歴史や特徴・過去の画像も! まとめ

この記事では、

  • 宮島水中花火大会なぜ打ち切りに?
  • 宮島水中花火大会の歴史や特徴
  • 宮島水中花火大会の過去の画像!
  • 宮島水中花火大会の今後について

をご紹介してきました。

半世紀も続いてきたイベントに終止符が打たれるというのは悲しいことですが、時代に合わせた対応が求められる中での判断を受け入れていきたいです。

今後、同様の理由で中止になるイベントもあるかも知れませんが、新しい時代の楽しみ方を見つけられると良いなと考えています。

最後までお読みくださり、ありがとうございました!



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